観光バスドライバーの一日は、早朝の静けさとともに始まります。6時半に起床し、会社へ出勤。出勤後はまず、アルコールチェックや点呼を受け、業務に臨むための基本的な準備を整えます。その後、担当する車両の点検を行い、ブレーキやライトなどの安全確認を入念に実施します。お客様を安全に目的地までお届けするために欠かせない大切な工程です。

出発地へ向けて車両を回送します。集合場所に到着すると、お客様をお迎えし、いよいよ本日のツアーがスタートします。

観光地をめぐる運行ルートに沿って複数の観光スポットを訪れます。目的地へ向かう道中も、安全運転を徹底しながら、お客様に快適な時間を過ごしていただけるよう心を配ります。観光地やサービスエリアでは、ドライバーにとってもひと息つける待機時間があります。

ツアー終了後の17時から19時の間は、お客様を降ろしてから車庫までの回送運転します。日が暮れかけるなか、1日の業務を静かに振り返る時間でもあります。到着後は車庫に入れます。

その日の乗務を終えたら、営業所に戻って一日の締めくくりへ。
最後にもう一度車両の点検を行い、問題がないかを確認します。
その後、車内外の清掃をして次に使う仲間のために車両を整えます。